私たちは、通所系サービスを中心に介護・看護に携わる方のワンランク上のスキルアップをお手伝いいたします

snsやYouTubeでも情報配信中
facebook
twitter
insta
youtube
メール会員登録

感覚の訓練・リハビリ

2021.10.22

感覚は、すべての動作・活動・行為に必要不可欠な機能です。

しかし、重要な機能にもかかわらず、介護の場面ではあまり取り上げられず、トレーニングも行われていません。

感覚の入力量が減ると、認知症が進行することが明らかになっています。

感覚に関する訓練・リハビリもしっかりと実施しましょう。


感覚には、以下の種類があります。


■体性感覚

・表在感覚

→触覚(触った感覚)

→圧覚(押された感覚)

→温冷覚(温かさ、冷たさを感じる感覚)

→表在痛覚(体表面の痛み)

・深部感覚

→振動覚(振動を感じる感覚)

→関節覚(位置覚:手足の位置が分かる感覚、運動覚:手足の運動方向が分かる感覚)

→深部痛覚(体深部の痛み)


■特殊感覚

→視覚(光や景色を感じる感覚)

→聴覚(音を感じる感覚)

→前庭覚(加速度や傾き、回転を感じる感覚)

→嗅覚(匂いを感じる感覚)

→味覚(味を感じる感覚)


■内臓感覚

→内臓感覚(空腹やのどの渇きなどといった内臓の感覚)

→内臓痛覚(内臓の痛み)


感覚-知覚-認知

感覚は、外部からの刺激に対して「感覚」「知覚」「認知」の3つの過程を経ます。

例:「1月ごろ、空から何かが落ちてきているのを見たとき」

「感覚」…何か落ちている

「知覚」…白いものが落ちている

「認知」…雪だ


感覚の訓練・リハビリ例

・感覚ドミノ

→目を閉じた状態で、ボタンや布などさまざまな材質のものを貼ったパーツに手で触れ、同じ材質のものが隣り合うようにパーツを並べる

・指タッチ

→目を閉じて、スタッフの指先が体のどこに触れているかを答える

・におい当て

→袋の中に入っているものを、においだけで当てる

・足の裏の感覚トレーニング

→足の裏の感覚だけで触れているものの数を当てる

・同じもの探し

→服の左右のポケットにいろいろな小物を入れ、同じものを一つだけ探し出す

・重さ比べ

→重さの違うものを両手に持ち、どちらが重いかを当てる。


【情報提供元】

月刊デイ

https://daybook.jp/day.html


【学ぶ】

■【会場参加+オンライン参加】第19回日本通所ケア研究大会(合同開催)第16回認知症ケア研修会in福山

https://meeting.tsuusho.com/conference/

■個別機能訓練・リハビリの実技と効果向上セミナー

https://tsuusho.com/kunren_jitsugi

■デイで働く機能訓練指導員のためのリハビリ・機能訓練スキルアップオンライン講座

https://www.tsuusho.com/lp_functionaltraining

■新報酬対応! 令和3年度からの通所介護計画書・個別機能訓練計画書などの書類総合セミナー

https://tsuusho.com/limited_edition/

■デイ加算算定のための評価・書類・記録・プログラム

https://tsuusho.com/limited_edition/

■新入浴介助加算の書類・プログラム総合

https://tsuusho.com/limited_edition/

■令和3年デイ運営

https://tsuusho.com/limited_edition/

おススメのサイト一覧

ケアカルテ
NDソフト
プラス
帳速

学べる研修一覧

介護事業運営3日間
ほんとうの自立支援ってなに
ケアマネオンラインセミナー
【オンライン】環境づくり
【オンライン】リハビリ90講座
大会DVD
ページトップ ▲