私たちは、通所系サービスを中心に介護・看護に携わる方のワンランク上のスキルアップをお手伝いいたします

snsやYouTubeでも情報配信中
facebook
twitter
insta
youtube
メール会員登録

「場所」の見当識について

2022.05.16

場所の見当識とは自分がいる所や場が認識できる能力のことです。

一般的には、場所についての見当識は一つの要素として扱いますが、ここでは「場の見当識」と「所の見当識」に分類しています。


場所の見当識

(1)「場」の見当識

「場」の基本状況把握…公的な場か私的な場か、天気・温度・湿気はどうか など

上記のほかに「過去・現在・未来」といった時間的経過区分が含まれる場合もあります。


(2)「所」の見当識

「所」の基本状況把握…どこの県、市、町か建物の何階か など


場所の見当識について

【場所の見当識の種類】

場の見当識[公式の場、私的な場]、所の見当識[地方・県・市 他] など


【場所の見当識の障害順序例】

昔過ごした時間が長い変化の少ない自然の場所 ~ 最近のなじみの少ない変化する人工の場所


【場所の見当識の評価】

MMSE、見当識チェック表 など


【場所の見当識の刺激・活用法】

意識的な質問や環境設定 など


【場所の見当識を補完する環境・ケア】

職員による補完、環境による補完、安心できる環境 など


【その他】

リロケーションダメージについて など


場所の見当識の障害

場所の見当識の低下経過は十分研究が進んでおらず、不明確です。

介護現場の印象では、「昔過ごした期間が長い所で、変化の少ない、身体行為的な場所」、例えば、昔のままの小学校、公園、神社などは見当が保たれやすく、「最近になってかかわるようになったなじみのない場所」で、変化する、非身体行為的な場所、例えば店の入れ替わりの多い交差点、利用しはじめのデイなどは、見当が障害されやすいようです。


<見当識が保たれやすい>

・昔過ごした時間が長い

・変化が少ない

・特異的な身体行為を伴う場所


<見当識が低下しやすい>

・最近・過ごした時間が短い

・変化が激しい

・特異的行為を伴わない


【情報提供元】

実践 認知症ケア2

https://dayshop.biz/item/detail/2152.html

デイの管理者&リーダー「だよりね」

https://tool.daybook.jp/


【学ぶ】

■デイの基準と指導・監査対応セミナー

https://www.tsuusho.com/standardr

おススメのサイト一覧

ケアカルテ
NDソフト
プラス
帳速

学べる研修一覧

介護事業運営3日間
ほんとうの自立支援ってなに
ケアマネオンラインセミナー
【オンライン】環境づくり
【オンライン】リハビリ90講座
大会DVD
ページトップ ▲