第17回日本通所ケア研究大会(合同開催)第14回認知症ケア研修会in福山
運営セミナー1
森山由香

森山 由香 氏

社会福祉法人 三篠会
高齢者総合福祉施設 ひうな荘
リハビリ部長/理学療法士

【運営セミナー1】2018年11月16日(金)10:30~12:00 【会場】広島県民文化センターふくやま

多職種協働によるチームで行うクオリティマネジメント

リスクマネジメントからクオリティマネジメントへ見方・関わり方を変えてみよう

在宅生活の継続に向けて多職種協働でのアプローチは重要です。単に事故を予防するという視点だけでなく、生活を支えるために何が必要であるか、各専門職が知っておくべき、アセスメントの視点、これまでの心身機能中心のアプローチだけでなく活動・参加にも焦点をあて、意欲を引き出す関わりや多角的な視点でクオリティマネジメントという見方・関わり方について、皆さんと一緒に考えていきます。

【講演のポイント】

・「心が動けば体が動く」 ~生活行為向上に向けたリハビリの取り組み~

・社会的孤立・関係性の喪失に対するアプローチ
~3つの“間”の活用(“空間・時間・人間”)~

・「体老い易く、座位成り難し」~生活における座位の再考(食事・排泄・入浴)~

・座位から立位へ ~生活の中に立位の機会を取り入れる~

・できることを奪わず、出来ないことを要求せず、埋もれた力を引き出す

・尊厳性を奪わない生きる意欲を引き出す環境づくり

【専門性を高めるための実践や多職種連携の仕掛け】

多職種協働によるチームアプローチの実践にむけて、マニュアルの作成、統一カルテ、カンファレンスを通して介護職・看護職もリハ職のアセスメントの視点を持てるよう工夫しています。利用者の意欲の向上に向けて、心身機能だけでなく活動・参加を含め、生命・活動・人生レベルでのトータルな視点で生活機能へのアプローチや環境への働きかけを行っています。また、通所リハでは改装により在宅生活を想定した「家」(モデルルーム)を設置し、生活に根ざしたリハビリの実践を心がけています。

【それぞれの職種の今後のあるべき姿】

介護職は生活を支える観点から、看護は健康管理・体調管理を担い、リハは1つの動きや活動がどう生活に役立つのか根拠を持って介護・看護に説明・伝達。一人ひとりの利用者の予後を予測し・予防しながら、各職種の専門性を発揮しながら多職種協働で役割分担を行っていくことが大切ではないでしょうか。その為には1人ではなくチームで、他職種共同から多職種協働へ、業務分担から役割分担で、利用者・家族・友人や近隣住民・施設・専門職・スタッフ個人のそれぞれのストレングスに着目したチームアプローチが鍵になると考えます。

【本講演中の重点箇所】

私達はつい利用者の方のマイナスの部分に着目し、リスクに焦点を当てて「危険の回避」が先行するリスクマネジメントになりがちです。これからは、クオリティマネジメントへ転換し、尊厳のある生活を支援するという基本理念を尊重しながら、各職種の専門性を発揮しより質の高いサービスを提供することにより、その結果多くのリスクを未然に回避できるというクオリティインプルーブメント(QI)の視点が重要となります。ICF・ストレングスの視点で、利用者を中心に生活を支え、生活に根ざしたリハビリの実践や生きる意欲を引き出す支援をいかに行っていくかを考えていきたいと思います。

【参加される方へのメッセージ】

「利用者が元気でいる」秘訣は「私達スタッフが元気でいること」です。「利用者が自由でいる」ためには「私達スタッフが自由でいること」。そして「利用者の心を動かす」には、「私達スタッフが日々心を動かすこと」です。皆でチームで、元気に自由に頑張っていきましょう!

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運営セミナー2
森田健一

森田 健一 氏

社会福祉法人 合掌苑
マネージャー/戦略推進本部

【運営セミナー2】2018年11月16日(金)13:15~15:15 【会場】広島県民文化センターふくやま

効率的な勤務の工夫

書類業務の削減の工夫・情報共有の工夫・残業ゼロを達成する工夫

先進的な取り組みで数多くのメディアに取り上げられている合掌苑が実践している、働きやすい職場づくりと生産性向上のマネジメントの工夫(書類・人材・情報共有・働き方など)について、実践事例を基にお伝えいただきます。

【講演のポイント】

・「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」はどうして受賞できたのか

・夜勤専従化のメリットとノウハウはなにか

・子育て中のママでも働き続けられる環境つくりをどう実現したか

・外国人人財に活躍してもらえるにはどうしたら良いか

・生産性向上のために必要なこととは何か

【マネジメントの工夫でキーとなるポイント】

ES>CS。ESよりCSは高くならない。顧客満足を高める為には従業員満足度を向上させることが大切と考えて「働きやすい職場つくり」を実践。面談による合意形成による実行力のあるチームつくりが特徴です。

【介護事業者がすべきマネジメントのあるべき姿】

理想の姿の実現の為に示されたビジョンに向かって、職員が一丸となって進めていることが大切。そのリーダーシップが発揮されると現場は不安定になりストレスがかかってしまう。そのストレスはチームの弱い人に向かってしまう。その時にチーム全員でフォローアップできることが、最良のサービスを生むために必須です。

【本講演中の重点箇所】

時間時給単価、夜勤専従化により、正職員が夜勤をやらないというパラダイムの変換を実現。 短時間正職員、マザーズプロジェクト、シングルマザー向けのシェアハウス@職員寮により、子育て中のママにも働き続けてもらう環境を実現。加えて今後必須になる外国人人財のマネジメント等、人財戦略が中心。

【参加される方へのメッセージ】

合掌苑は職員個人の給与以外はすべて公開するという方針でおります。すべてのノウハウをお話します。我々の取り組みが少しでも皆様のお役に立てれば幸甚です。

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運営3
渡辺明子

渡辺 明子 氏

在宅療養支援楓の風グループ
通所事業部長

【運営セミナー3】2018年11月16日(金)16:00~18:00 【会場】広島県民文化センターふくやま

生活相談員に必要な知識と技術

「活動」と「参加」を促進するPDCAの実践方法

利用者の「活動」と「参加」を促進する通所介護サービスを実践するためには、ご利用者の思いを引き出す適切なアセスメントが鍵となります。生活相談員として、ご利用者をエンパワメントするアセスメントや、目標達成に導くモニタリングの方法を学びます。さらに多職種がチームとして有意味な支援を行うために、生活相談員が連携の要として情報を活用するためのマネジメント力を養います。

【講演のポイント】

・利用者をエンパワメントする適切なアセスメントとは?

・信頼関係を築き、利用目的を明確にする契約面接のあり方

・目標達成に導くモニタリングの方法

・ソーシャルワークが利用者の「活動」と「参加」を促進する!

・生活相談員はチーム連携の要!情報の収集と活用で利用者を支援する!

【生活相談員に求められているソーシャルワーカーとしての視点】

利用者の望む近未来の生活や、すでに諦めてしまっているより自立した生活のイメージを、利用者との共感のプロセスを経て形作っていく対話力、アセスメント力が第一に求められていると思います。

【実際にご利用者の活動・参加に向けた取り組みで成功した事例】

脳梗塞のため右麻痺、失語症となられた40代の男性が6年の年月をかけて福祉的就労を実現させることができました。大会では事例としてお話しさせていただきたいと思います。

【本講演中の重点箇所】

地域連携の拠点としてデイサービスが期待され、制度改正においても生活相談員の活躍のチャンスが与えられました。とはいえ、具体的になにをしたらいいのだろう?と現場で悩んでおられる方、そもそも生活相談員って何をしたらいいの?とご自身の業務を見失ってしまっている方がおられれば、私たちの仕事が本来もっている力、遣り甲斐を見つめ直すことができる時間にしたいと思います。「煩わしい書類の仕事」と思っていたアセスメントやモニタリングが、目標達成に不可欠な血の通った作業になるヒントをお示しします。

【参加される方へのメッセージ】

デイサービスの目的が利用者の「役割の創出」や「社会参加」であると国が改めて示してくれました。利用者の自己実現や喜びが、福祉専門職である私たちの自己実現や喜びであるように、全国の仲間と共に知的にワクワクするひと時を過ごしましょう!

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運営セミナー4
板村憲作

板村 憲作 氏

いたむら法律事務所
弁護士/社会福祉士

【運営セミナー4】2018年11月17日(土)10:00~12:00 【会場】広島県民文化センターふくやま

クレーム対応の基本手順から実践まで!
事例から学ぶデイでのクレーム対応

どんなに素晴らしいデイでもご利用者やご家族からクレームが出ることは避けられません。(全くクレームが出ないことは別の意味で問題です)事業者側に落ち度のある場合もあれば、勘違いや不当要求の場合もあります。本セミナーでは、クレーム対応の基本と事例に基づく対応のポイントを紹介いたします。

【講演のポイント】

・統計から見るクレームの傾向

・苦情解決の仕組みの指針

・クレーム対応の基本的な心構え

・事例で考えるクレーム対応のポイン

【介護事業者が持つべき危機管理の視点】

クレームが出ること自体は問題ではなく、その対応が問題を大きくするということ。

【介護事業者が絶対にやってはいけない危機管理】

上の人間が「何とかしろ」と言って下に押し付ける。

【本講演中の重点箇所】

弁護士の視点、社会福祉士の視点から事例を交えてお伝えします。

【参加される方へのメッセージ】

分かりやすくお伝えすることを心掛けていますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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運営セミナー5
梅澤伸嘉

梅澤 伸嘉 氏

プライマリーグループ
代表取締役

【運営セミナー5】2018年11月17日(土)13:15~15:15 【会場】広島県民文化センターふくやま

「介護人材困難期」を乗り切るために

介護人材の確保と定着のために実践する仕組みと仕掛け

介護業界では、これから益々人材に関する問題が深刻になると言われています。そんな中、独自の取り組みで人材確保・人材定着で成果を出し続けるプライマリーグループ。今回は、人材の問題(確保→育成→定着の過程で起こるトラブル)を解決するために大切にしている考え方と具体的な取り組みを大公開します。

【講演のポイント】

・介護業界の現状とこれから~人材に関することを中心に~

・人材に関する問題を解決する為の4つのポイント

・プライマリーグループで実践する新しい人材確保の仕掛けとは?

・人が辞めない職場作る為の仕組み作りと様々なスタッフとの関わり

・これからの時代を勝ち残る為にリーダーに必要なこと

【スタッフ確保における他事業所・他施設との違いを生むポイント】

求人誌への広告などはほとんど出すことはない。今働いているスタッフの満足度を上げることで、求人を出さなくてもスタッフの紹介で補える。「オシャレ・格好いい」会社で「あんなところで働きたい」というイメージ。

【法人のブランド戦略を高いレベルで行える秘訣】

恐れないこと。弊社が行っていることはもちろんお金がかかることもありますが、それよりも勇気が必要なことだと思います。他社がやらないことなので「他社の人にどう思われるか」「批判されるかも」を恐れると一歩も踏み出せない。また時代の流れを読み何が求められているかを感じ自分たちを変化させられる勇気も必要です。

【本講演中の重点箇所】

利用者にとって良い事業所を実現するには、そこで働くスタッフ一人ひとりを大切にし、力を引き出すことです。その為の具体的なスキルをお伝えしますが、ぜひ一つでも現場に戻って実践していただけたらと思います。

【参加される方へのメッセージ】

まずは今いるスタッフを「信じること」「認めること」がスタッフ確保と定着に向けた第一歩です。少し勇気を出して自分からスタッフに声もかける所から始めてみてはいかがでしょうか。行き詰って悩むよりもうまく行っている人の「あり方」「やり方」をまねる勇気をもつことも大事だと思います。

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運営セミナー6
関田典義

関田 典義 氏

株式会社医療経営研究所
コンサルティング部
医療・介護経営コンサルタント

【運営セミナー6】2018年11月17日(土)16:00~18:00 【会場】広島県民文化センターふくやま

事業所を守る法令遵守の仕組み作り

新加算への対応・押さえておきたい書類・記録のポイント

近年の実地指導や行政処分の状況、2018年度介護保険制度改正・介護報酬改定における主な変更点や新加算への対応、事業所を守る法令遵守の仕組みづくり等について実践的かつ具体的に学んでいただきます。

【講演のポイント】

・近年の実地指導や行政処分の状況

・2018年度介護報酬改定における主な基準改正

・新加算への対応

・事例から学ぶ指摘事項と対策

・事業所を守る法令遵守の仕組みづくり

【事業者が持つべきコンプライアンスの視点】

コンプライアンス(人員・運営基準等)の遵守は経営の根幹をなすものであり、万が一行政処分が行われた場合は、経営が成り立たなくなります。実地指導の通知が届いてから慌てて書類等確認するのではなく、日頃から運営基準等を確認する仕組みづくりが大切です。

【書類・記録で絶対にやってはいけないこと】

当たり前のことですが、無い書類を有ったかのように作成すること

【本講演中の重点箇所】

コンプライアンス機能強化の仕組みづくり。当仕組みの構築により・・・実際に行っている業務が本当に正しいものなのか、また、より良い方法はないか等を考えるキッカケとなり、働き方が変わったり、組織としての一体感が生まれたりします。

【参加される方へのメッセージ】

介護保険制度改正及び介護報酬改定などにより、介護事業所を取り巻く環境は常に変化しています。国が示す医療介護制度改革の全体像や2018年度介護報酬改定等の変更点(新加算算定要件、記録・書類整備法等)を押さえるとともに、コンプライアンス機能強化の仕組みを作り、経営の安定化を図りましょう。

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