第15回日本通所ケア研究大会(合同開催)第12回認知症ケア研修会in福山
心地よい座位に必要なたった3つの道具
安藤祐介

安藤 祐介

・介護老人保健施設ケアセンターゆうゆう 認知症フロア専属 作業療法士

静岡県出身。健康科学大学を卒業後、「大きな家のような施設でリハビリがしたい」という思いを持ち作業療法士としてケアセンターゆうゆうに入職。所属はリハビリテーション科だが、「お年寄りを知るには、まず介護を知るべし」というリハ科長のアツい方針に基づき、介護職員として仕事をスタートさせる。介助技術の講師を行っていたリハ科長の手伝いをするようになる。その後、介助の現場から離れたリハ科長の跡を継ぎ、2013年より「触れあいの心地良さをテーマ」としたセミナー講師としての活動を施設内外で担当するようになり、3年間で72講演延べ2,000名以上の受講生に出会い、現在に至る。日々のケアに取り組む傍ら、地域の介護力向上を目的とした「焼津の介護を高め隊」を結成し地域向けに介護講座を行ったり、ゆうゆうの広告塔としての活動を行っている。

【著書】
「利用者に心地よい介護技術」(2015年:中央法規出版)

【クリックすると先生の活動がご覧いただけます】

今回の講演の中で一番知っていただきたいポイント

時間も人手もお金もなくても「心地よい座位」は実現できるということ。

参加される方へのメッセージ

当時、私が就職した老健は平均介護度3.8の認知症利用者50名に対してモジュール型車いす2台という施設でした。ほとんどの方が体に不釣合いな普通型車いすに座り、傾いたりずり落ちたりしていました。そんな方々の暮らしを目にして、私は切ない気持ちでいっぱいでした。もっと心地よい座位で過ごせれば、いまより食事がおいしく食べられたり、楽しくレクに参加できたりするのではないかと思い、それがシーティングを学びはじめたきっかけです。古今東西の勉強会をめぐり、現場での実践を繰り返しました。施設には人手も時間もお金もなかったですし、一刻も早く結果を出したかったので、現場で本当に生かせる知識と技術以外はすべて切り捨てました。その結果、心地よい座位に必要なのは「たった3つの道具である」という結論に至りました。私がたどりついたシーティングは、決して百点満点の完成度とは言えません。しかし、現在施設を利用されている方の98%が整った座位姿勢で過ごせており、残る2%の方も日増しに座位が整ってきています。実技分科会では、そのシーティングノウハウをふんだんに詰め込んだ内容をお伝えします。利用者はきれいに座るために生活しているわけではなく、本人らしい生活を送るために「座位」が必要なだけです。満点とはいかなくても合格点の座位を目指し、利用者も職員も本当にやりたいことに力をそそげる現場をつくってみませんか。事業所に普通型車いすしかなくても何も問題ありません。すぐにでも結果が出せるシーティング、ご興味がある方は一緒に学びましょう。

参加する
講演内容を知る
成長し続けるための具体策を提言する講師陣

特別講演

1年半後の同時改定に向けた最新情報と新戦略を提言するのはこの5名
宮島俊彦宮島 俊彦氏
江澤和彦江澤 和彦氏
村井千賀村井 千賀氏
小室貴之小室 貴之氏
妹尾弘幸妹尾 弘幸氏

セミナー

実例や経験を基にご利用者を支える体制・仕組みづくりを提言するのはこの9名
大久保智明大久保 智明氏
尾﨑大輔尾崎 大輔氏
山出貴宏山出 貴宏氏
ペ ホスぺ ホス氏
下村美穂下村 美穂氏
梅田典宏梅田 典宏氏
川畑智川畑 智氏
牛尾容子牛尾 容子氏
高瀬比左子高瀬 比左子氏

実技分科会

効果を出すための環境設定やトレーニングを指導してくれるのはこの8名
生野達也生野 達也氏
安藤祐介安藤 祐介氏
清水孝俊清水 孝俊氏
山口健一山口 健一氏
加藤良江加藤 良江氏
野原幹司野原 幹司氏
片山大嗣片山 大嗣氏
川原つくし川原 つくし氏

市民公開講座

日本通所ケア研究大会・福山市市制施行100周年コラボ企画「市民公開講座」はこの5名
高見国生高見 国生氏
伊藤米美伊藤 米美氏
妹尾弘幸妹尾 弘幸氏
前田栄治前田 栄治氏
外岡潤外岡 潤氏
ページトップ ▲